『明日ちゃんのセーラー服』1巻感想 女の子の仕草へのこだわりが凄い
『明日ちゃんのセーラー服』1巻感想。『ゆめくり』の博先生がとなりのヤングジャンプで月イチ連載されているウェブ漫画。この作品は絵が綺麗で女の子達の仕草やちょっとした表情など細かく描かれていてうっとりさせられます。
あらすじ
天真爛漫で可愛い中学一年生の女の子。彼女は憧れているアイドルがCMで着ていたセーラー服姿が可愛くて自分も着てみたいと、お母さんの母校である蝋梅学園に入学することを決める。
しかし入学してみると皆ブレザーでセーラー服を着ている娘は一人もいなかった。実は蝋梅学園の制服はセーラー服からブレザーに変わっていたのでした(もっと早く気付けよw)。お母様が仕立てたんじゃしかたないと学園長に特別にセーラー服を着ることを許される明日ちゃんは、あこがれのセーラー服を着て学校に通うのでした。
あらすじはこんな感じ。
入学式で一人だけセーラー服だった明日ちゃん。自業自得とはいえこれはきつい。この後家に帰ってふさぎ込むんですが、妹ちゃんに励まされセーラー服で元気に登校。この漫画はいい人しか出て来ないので安心して読めた。
女の子の仕草にこだわりを感じる
明日ちゃんやクラスメイトの娘達など女の子が皆可愛いんですが、なんと言っても女の子の仕草がすごくいい。作者のこだわりを凄く感じるというか、フェチっぽいです。
セーラー服の着替えに数ページ使ったり、冒頭のジャンプするシーンなんかは10ページくらい使ってるし、とにかく女の子の仕草や動きを非常に丁寧に描かれていて凄えなってなる。
セーラー服への着替えは数ページ使ってじっくり。スカーフを通すところなどじっくり丁寧に。着替えにここまでページを割くマンガ初めてみた。
髪を縛りポニーテールにするシーンでは細かい動きまで描かれ、セーラー服の皺や項がすばらしい。あとクラスメイトが爪を切っているところも良かった。じっくり描かれていてこの後のカーっと恥ずがしがるシーンでの手がセクシーでした。
終わりに
女子中学生の仕草をこれでもかと堪能。仕草をじっくり描くあまり話の進行は遅め。なのでクラスメイトとの関係が描かれるはこれからなのでそこが楽しみです。