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『文句の付けようがないラブコメ』2巻感想 超絶ブラコン妹登場

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漫画版『文句の付けようがないラブコメ』2巻を読みました。1巻が出るのにだいぶ時間を要していたので2巻でるのもずっと先かなあと思っていましたが、予想よりも早く出ました。2巻は超絶ブラコン妹のハルコの登場と、学校に通いだしたセカイちゃんの学園生活が描かれています。

常軌を逸したブラコン

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ユウキの妹で彼から「常軌を逸したブラコンなのである」と評されるほどの超絶ブラコン妹の桐島ハルコが登場。見た目からの印象では主人公達とそう歳がかわらないように見えるが、実年齢は小学生。ランドセル背負って学校に通っている姿はあまり想像できないが、天才らしくユウキの家の製薬会社を実質的に経営しているのは彼女らしい。

 

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常軌を逸していると言われるだけあってそのブラコンぶりも強烈。兄の行き先を突き止めるため食事にGPS的なものを仕込みユウキの体内に設置したり、報告したいことがあると「赤ちゃんができた」とのたまったり(これにはオチがありますが)。終いには金の力?でユウキの学校に編入してくる始末。
ユウキとセカイ(とおチヨさん)だけだったので、クラスメイトのクルミとともに賑やかに。

 

神鳴沢セカイの学園生活

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ユウキのクラスに突然転入してくるセカイちゃん。しかし人と触れあったりした経験がなく屋敷で引きこもり生活を送っていた彼女には緊張の連続。世間知らずで体育の授業では一人だけブルマを履いていたり、でも初めての学園生活は彼女にとっては楽しいものだったようで。
はじめての食堂ではその賑わいにこれから祭りでも始まるのか?とワクワクするセカイがちゃんが可愛らしかった。

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あーんだぞ
食堂に乱入してきたハルコにお兄さまにあーんしてみろよと挑発されるも平然とあーん。顔真っ赤に照れてうろたえるかと思っていたら以外にあっさりで、その無邪気な感じもよかった。

 

神のお努め

この巻ではユウキの妹と争ってとラブコメ的展開がメインで楽しかっただけに終盤の急展開に度肝を抜かれた。
小説版を読んでいないのでセカイが神として何を背負っているのかまだ知らないでいるから急なシリアス展開にめっちゃビビってしまった。屋敷の中の仰々しい扉がある部屋にてお役目というのを彼女は努めているらしいのだが、その部屋に入ったとたん無数の巨大な手が彼女をつかみかかったのが恐ろしかった。これまでが割りと楽しい雰囲気だっただけになおさら怖く感じた。

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メイドのおチヨさんが「本日もよろしくお願いします」っていているのでこの恐ろしいオツトメを毎日こなしていると思われる。ユウキたちに会うまでは酒・葉巻・読書のみが彼女の楽しみで、学校での生活やユウキたちとの時間が本当に夢のように幸福な時間と噛み締めていただけになおのこと辛く感じた。

 

終わりに

漫画版『文句の付けようがないラブコメ』2巻の感想でした。すごく気になる展開になっているけど、連載されているとなりのヤングジャンプでもまだこの続きは掲載されていないようなので更新されるのが待ち遠しい。