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『TAMATA』2巻感想 会員証を手に入れるため家庭教師に扮するもその姿に生徒は?

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『TAMATA』2巻感想。カフェ・夕飯というお店を営んでいたウェイトレスのタマタさんでしたが、お店が急に潰れてしまう。店が急に潰れた背景には弱者排除を目的とする組織「太陽協会」が絡んでいることがわかり、その組織の会長はなんとタマタさんの父親であった。
ちょっと変わったウェイトレスさんの日常を描くコメディだと思って1巻を読んでいたら、終盤はそんな急展開で終わり驚きました。2巻では月刊コア編集長宅に家庭教師して潜入した家庭教師編がメインとなっています。

太陽協会に排除された者たちの団体・ヒカゲクラブに協力することになったタマタさん。与えられた任務は彼女のお店を潰すきっかけを作った月刊コア編集長の家から会員証を手に入れること。
家庭教師として潜入したはいいが、可愛くてキレイでムチムチなタマタさんを前に生徒であるショーゴ君はちっとも勉強に集中できない。

 

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これは集中できんわ(笑)。タマタさんの方はショーゴ君と壁ができていると思いスキンシップを図ろうとするから逆効果となるちぐはぐさが笑えます(こんなことされてたら成績ガタ落ちじゃないか)。まあ彼の場合は自分に自身がないことと極度の緊張ができない原因だったけど。

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父親との関係を語る回想シーンではタマタさんの幼少期も。タマタさんの抜群の運動能力は完璧主義者の祖父に躾けられたことが要因のようで、幼いころの彼女は日々ハードな鍛錬を強いられていた。
そんな彼女の前に新しい父親・田俣竜剛が現れ、全然ダメな男なのだがその堂々した態度にモヤが晴れる心地となり、弱者を見捨てない現在の彼女の生き方に影響を与えている。
ギャグ的に語られたタマタさんの過去ですが、太陽協会の会長である田俣竜剛が実父ではなく母親の再婚相手であったことなど色々新事実が。このダメな父親が弱者排除を掲げる組織のトップになるという180度変わった原因が気になりますね。

 

以上が『TAMATA』2巻感想でした。変わったしまった父親との再会や、タマタさんが今度どうなっていくのか今後の展開が楽しみです。