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賭ケグルイ8巻感想 毒牙にかかった夢子の運命は?

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賭ケグルイ』8巻感想。蛇喰夢子のもとへ選挙戦への招待状が届き、生徒会役員の西洞院百合子を負かした陰喰三欲と陽喰三理の姉妹のところにも同じく招待状が。西洞院百合子戦のことで二人に不信感を抱いた黄泉月るなをディーラーに、夢子は三欲・三理と「ニム零式」でギャンブルすることに。この勝負に鈴井くんがまさかの参戦、さらに今回は芽亜里にも出番が。

ニム零式

0から4までの数字が書かれたカードが4人に4枚づつ配られ、そのカードを順番に1枚ずつだしていき場に出されたカードの数字が足して9を越えたら負けというシンプルなゲーム。このゲームの肝は0のカードでこのカードを持っていれば負けることはない。

が、ギャンブル開始前に三欲によって毒に侵されてしまっていた夢子。これにより彼女を助けるため血清が必要になった上に、敗者には毒が塗布された剣山の針に指を刺さなければならないというルールが追加され一気にスリリングなギャンブルとなる。

陰喰三欲と陽喰三理

一見穏やかそうな雰囲気だが暴力でルールを支配してしまえばいいという考えの怖い姉・三欲と、表情はむすっとした感じだがその心はお姉ちゃんが大好きな妹・三理。名字が違っているのは三理が陽喰家に養子に出されているからかと思われる。

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副会長その性格は

仮面で謎に包まれていた副会長は既に面が割れており会長とは双子の姉妹であると思われてたんですが性格は会長とは全く異なるキャラだったようで。仮面をかぶっている時は表情が読めないゆえか威圧的な雰囲気を出してましたが、仮面をとってみると…
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顔は会長とそっくりながらその性格はオドオドとしていて自分自身の意思でものごとを決めることができない気弱で会長の言うがままな従順な娘だったとは。そのうえ芽亜里からその性格に説教される始末(笑)。芽亜里と一緒に会長選を戦いたい問発言もその裏に会長の思惑があったようだし。

ただ賭ケグルイに出てくる女キャラは自分中心で怖い娘ばかりなので、こんな弱々しい感じのキャラは逆に良いなあと思った。

芽亜里かっこよかった

スピンオフでは主人公として大活躍中ですが、本編ではこのところ出番が少なく残念だった芽亜里。が今回は主役といっていいほど活躍。特に毒牙にかかった夢子を心配する姿や、彼女を救うために必要な血清を手に入れるべくギャンブルに参加する展開は熱くそしたかっこよかった。今夏から始まったTVアニメ版では無様にやれちゃってますが(笑)。

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相手を「ばーかー」と嘲り笑う表情に、鈴井くんに手を握られて照れちゃった姿と表情でも楽しませてくれましたね。そして生徒会選挙にも参戦と期待感高まっちゃうな。

終わりに

今回も面白かったが、特に自分がお気に入りのキャラクターである芽亜里の出番が多いのが嬉しかった。あとヘタレだと思ってた鈴井くんが以外に頑張っていて成長を感じさせこちらもかっこよかった。あんな怖い女の脅迫に屈せず立ち向かうとは凄い。