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『魔法少女おまつ』1巻感想 時代劇×魔法少女な吉元ますめ新作

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魔法少女おまつ』1巻感想。『くまみこ』の吉元ますめ先生がヤングマガジンサードにて連載されている江戸時代を舞台した魔法少女コメディ。絵柄が昭和感あふれるテイストになっており、くまみこの作者と言われなければ気づかない人もいるんじゃないかってくらい絵と作風が変わっております。

 

魔法少女アリステッラの魔法ねこ・ニャン太郎はアリステッラとともに災厄の源・宇宙要塞ベテルギオンと最終決戦に挑むが、ベテルギオンによって江戸時代に飛ばされてしまう。ニャン太郎は元の世界に戻るため江戸時代にて魔法少女を探すのだが、なかなか見つからずやっとのことで見つけた少女おまつはあまり乗り気ではなく…
あらすじはこんな感じです。

 

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やはり一番の驚きは絵柄ですね。吉元先生の作品はくまみこのイメージが強いので昭和風な絵柄になっていたのが驚きであったのと、こんなに絵柄を変えられるんだ漫画家ってスゲエなあと思わされました。
作品タイトルに魔法少女とはあるのですが、マジカルな感じの魔法少女ではなく時代劇に魔法少女ミックスした作風となっており、どちらかと言うと時代劇の要素の方が濃いコメディとなっています。

あとコメディではあるのですが、主人公おまつの生い立ちがめちゃくちゃシリアス。親に捨てられて買われた先で間者としての技能を教え込まれ、荻家には円之助の影武者としてに買われる。円之助に救われるくだりまでは別作品かってくらいシリアスで重い。

 

以上が『魔法少女おまつ』1巻感想でした。くまもと先生なので普通の魔法少女ではないだろうとはわかっていましたが、江戸時代が舞台な上に絵柄も大きく変わりと驚くことが多かったです。敵がまったくいない江戸時代でどのようにおまつが魔法少女していくのかが気になるところ。