『愛されるより○されたい』1巻感想 美少女の音琴さんは裏がありそう?
『愛されるより○されたい』1巻感想。ジャンプ+でユーキあきら先生が連載されているヤンデレ系のマンガで、ちょっとグロい描写のあるサイコサスペンスな作品。
事故にあったことから受験に失敗し希望する高校に入ることが叶わなかった朝日出は、入学した高校で憂鬱な日々を過ごす。
そんな時、ミステリアスな美少女・音琴さんに出会う。彼女との出会いで憂鬱だった学校生活が少しずつ楽しくなっていくが、それと同時に朝日出を殴った不良が鉄柵に串刺しとなって死亡したり、朝日出を狙っていた料理部の美少女・折紙さんが化粧品に劇物を混入され顔が壊死しそれが原因で自殺してしまったりと不可解な事件が続発していく。
愛されるより○されたいのあらすじは大体こんな感じ。
この作品に出てくる女の子はみんな怖い。ヒロインの音琴さんは明るく可愛らしい美少女ですが、朝日出の血がついたハンカチの匂いを嗅いで興奮したり、自分の血を入れた肉じゃがをそうとは知らずに食す朝日出を見て頬を染めたりとヤンデレ系。
また彼女から朝日出を奪おうとした折紙さんは朝日出とデートする日に悲劇に見舞われるわけですが、待ち合わせ場所に現れない彼女に代わるかのように朝日出の前に現れてデートしたりとかなりヤバイ雰囲気がある。
まあ彼女の都合のいいことが起こっているので怪しくはあるのですが、実際に何かをしたという描写はされていない。ですが、朝日出の母親の死に関わっていそうだし裏の顔がありそうでそれが怖い。
女性キャラはもう一人いてこちらは野月さんて娘。彼女は音琴さんの友達ですが、彼女の方はそう思ってはおらず音琴さんにただならぬ感情を抱いていて。音琴さんのことを女神と呼び、彼女に近づく朝日出を毛嫌いする。
まあサイコレズなキャラです。ほっぺやわらかーい食べちゃいたいと言った時の彼女の顔がマジっぽかったり、本気で音琴さんの首をしめたり、彼女にストーカーしたり。なんで彼女と友達付き合いできるの?ってレベルでやばい。
あと折紙さんが自殺したニュースを聞いて邪魔者が消えたから「喜べばいいのに」といったりとこの件に関わっていそうなセリフも。
『愛されるより○されたい』はグロいシーンもありますが、キスシーンとかえっちぃシーンも。ただこの音琴さんは何かやばそうなので、最終的に朝日出が殺されちゃうんじゃないかとドキドキとスリルが楽しめますね。
以上『愛されるより○されたい』1巻感想でした。怖いお話なので阿川くんが出てくるシーンは本当にホッとする(笑)。おまけ漫画の阿川くんと朝日出のやり取りも良かった。