『古見さんは、コミュ症です。』4巻感想 たのしい夏休みが終わり2学期へ
『古見さんは、コミュ症です。』4巻感想。作中の季節では楽しかった夏休みが終わり2学期へ。体育祭メインの内容で表紙は体操着姿の古見さん(ポニテ可愛い)。表紙には新キャラの井中のこ子ちゃんも見切れてますがいます。
夏休みの最後といえば…
夏休みの終わりといえば夏休みの宿題。古見さんは夏休みの序盤に全て終わらせていますが、遊ぶことに夢中で宿題を後回しにしていた「なじみ」に只野君の家に呼ばれみんなで宿題をすることに。
只野くんの妹・只野瞳ちゃんが登場。顔のベースはお兄ちゃんと同じで地味な感じですが可愛い。まあ只野くんも女装するとけっこうイケてますが(笑)。なんと部屋は兄妹おなじ部屋で2人一緒。これは色々困るんじゃないだろうか。
和気あいあいと宿題をこなし(山井さんの答えは間違いだらけであったが)、夏休みの思い出を振り返る古見さん達。古見さんは夏休みの思い出特に語ってはいないですが「私、夏休みが終わらないでほしいと思ったのは初めてです。」と書き綴った言葉から、友達と過ごしたこの夏休みがいかに楽しかったのかが表れていますな。
夏休みの序盤は宿題速攻で終わらせてからは寝てばっかりで特に何もしていなかった古見さんだったので、友達がいなかった去年まではそんな寂しい夏休みをずっとすごしていたのか。
井中のこ子ちゃんは田舎者です
夏休みが終わって新学期。新キャラの田舎者キャラ・井中のこ子ちゃんが登場(表紙の見切れてる娘)。憂鬱な気分で学校に登校する彼女は自分が田舎者であることにコンプレックスを抱いており、それが周囲にバレないか心配で気が気でない。まあ絶対ばれてると思いますけど、田舎者オーラがすごいので(笑)。
体育祭でいつもとは違う熱い古見さんが
2学期になり伊旦高校も体育祭に。表紙イラストにもなっている体操着にポニーテールの古見さん。
障害物リレーで最下位の只野くんを「がんばってください!」と応援する古見さん。可愛いすぎ。これは頑張っちゃうわ(笑)
体育祭のラストはクラス対抗リレー。アンカーで出場した古見さんはトップを争うもゲリラ豪雨でぬかるんだグラウンドに足をとられ転倒。いつもは感情を表に出さない彼女が声援に奮い立ち必死の表情で走る姿が熱くてよかった。
終わりに
『古見さんは、コミュ症です。』4巻感想でした。作中の時の流れが早くてもう秋なのだが、古見さんの目標である友達100人はまだまだ遠いな(これまでのことを思えば順調なわけですが)。